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倉敷の医師、鍼灸師ら連携 サポート協会発足

倉敷トレーナーズ・サポート協会の設立総会

 倉敷市内の医師、 鍼灸 ( しんきゅう ) 師らが連携してスポーツ選手の体調管理などを支援する「倉敷トレーナーズ・サポート協会(KTS)」が15日、発足した。中学生以下のジュニア層を対象に、市内のスポーツ大会でけがの手当てやマッサージをするほか、トレーニング時の注意点などをアドバイスする。

 会員は現在、医師、鍼灸師と管理栄養士、臨床心理士、柔道整復師ら32人。日ごろスポーツ選手と接する機会の多い鍼灸マッサージ師松浦浩市さん(50)=同市=が、業種を超えて情報交換など図り、より質の高いサポートをしようと呼び掛けた。

 同市笹沖のくらしき健康福祉プラザで設立総会があり、会員、活動に関心のある理学療法士や健康運動指導士ら約80人が出席。会長に選ばれた倉敷平成病院整形外科の平川宏之医師が「活動を通して将来、倉敷からオリンピック選手を輩出したい」と述べた。

 本年度の活動計画として、市体育協会が指定したジュニア強化選手への会員派遣、KTS独自の指導者の認定制度の創設などを決めた。川崎医療福祉大の長尾光城医療技術学部長による「ドーピングとスポーツ倫理」と題した講演も聴いた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年05月17日 更新)

タグ: 倉敷平成病院

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