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心の病気理解深める 慈圭病院新館完成記念で公開講座

約300人が心の病について理解を深めた慈圭病院の公開講座

 精神疾患を専門とする慈圭病院(岡山市南区浦安本町)の公開講座「こころの医療を語る」(山陽新聞社、山陽新聞社会事業団後援)が24日、同市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれ、市民ら約300人が心の病気について理解を深めた。

 4月から使用を開始する新病棟(300床)の完成を記念して企画。堀井茂男院長は「外来や訪問診療を充実させる一方、入院患者には病状に合わせた病床の機能分化が大切」と今後の方針を示した。川崎医大精神科学教室(倉敷市松島)の青木省三教授は、思春期・青年期の精神疾患について話し「人生経験が少ない分、一つの挫折が将来への悲観につながりやすい」と解説した。

 こらーる岡山診療所(岡山市北区岩田町)の山本昌知所長と慈圭病院の石津秀樹副院長の講演やパネルディスカッションもあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年01月25日 更新)

タグ: 精神疾患慈圭病院

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