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カラフル木製五月人形 旭川荘運営「あおば」利用者手作り

あおばの利用者が作っている色鮮やかな「五月人形」

 「端午の節句」(5月5日)を前に、社会福祉法人・旭川荘が運営する障害者向け多機能型事業所「あおば」(岡山市北区中原)の利用者が、金太郎やこいのぼりをあしらった五月人形作りに励んでいる。温かみのある木製の作品を手作業で丁寧に仕上げている。

 五月人形は、堂々とした立ち姿の金太郎とまさかり、カラフルなこいのぼりなどを板の上に固定して一つの作品にしている。大きさ(高さ27センチ、14センチの2種類)やウサギ、リスの飾りの有無によって合計で3種類ある。

 毎年デザインを変えて作っており、今年は2月下旬に知的障害がある男女7人が作業を始めた。市販の木工材料を電動のこぎりで切り、紙やすりで磨いた後、アクリル絵の具で色付けして全体をラッピング。20日までに約110個を完成させた。

 26日、同市北区石関町の石山公園で開かれる「後楽の森と川パークマーケット」(午前10時―午後3時)などで販売する。1個千~1500円。希望者への個別販売にも対応する。問い合わせは、あおば(086―275―2074)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年04月24日 更新)

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