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岡山で禁煙支援フォーラム 医師や保健師が患者への指導学ぶ

医師らが禁煙支援について学んだフォーラム

 医師や保健師らを対象にした初めての岡山県禁煙支援フォーラム(県主催)が13日、岡山市北区南方のきらめきプラザで開かれ、約100人が禁煙指導について学んだ。

 岡山済生会総合病院がん化学療法センター長の川井治之医師が「禁煙支援を行うための基礎知識」と題して講演。1日単位から目標を設定する「スモールステップ法」の導入を勧めたほか、禁煙継続のために患者に空腹や孤独、疲れ、けんかなどを避けてもらうようアドバイスした。

 禁煙のストレスについては「依存性があるニコチンの離脱症状で一時的に不安や緊張が高まるが、遅くとも1カ月以内には改善する」と説明した。

 国立がん研究センターたばこ対策支援部の望月友美子部長の講演、専門家らによるシンポジウムもあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月13日 更新)

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