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ザンビア訪問団が高梁の医療学ぶ 保健省職員ら市役所や病院見学

高梁市役所を見学するザンビアの訪問団の一行=13日

 国立国際医療研究センター(東京)やJICA(国際協力機構)の協力で来日しているアフリカ南部・ザンビアの訪問団が13、14日、高梁市役所や市内の病院で地方都市の医療、保健システムなどを学んだ。

 一行はザンビアの保健省や州、郡の保健局の職員6人で、13日は市役所を見学し、近藤隆則市長を表敬訪問。人口減少や医師、看護師不足が進む中、持続可能な医療体制の構築を目指して昨年5月に策定した市医療計画(2018~25年度)について、市医療連携課職員から説明を受けた。

 保健省職員のアレックス・マクペさんは「帰国後は日本で学んだことをそれぞれの立場で生かせるようにしたい」と話した。14日は高梁中央病院(南町)を訪れ、救急室や処置室といった院内設備を見学した。

 訪問団は7日に来日。日本の医療計画や救急搬送システム、保険診療制度などについて同センターや厚生労働省の職員らから学び、18日に帰国する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年05月14日 更新)

タグ: 医療・話題

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