文字 

第31回 岡山中央病院 岡部亨院長 急性期の医療担う

岡部亨院長

ドクターカー

 病院開設期から泌尿器科、産婦人科、透析部門を中心としてきた。1999年、現在地に新築移転し、急性期の医療機関となった。循環器センターでは急性期の心疾患に対応し、救急専門医による救急部がある。地域医療支援病院として、地域の医療機関と連携している。

 ◇


岡部亨院長


 主に紹介型の外来と入院診療を行い、救急告示病院として急性期の医療を担っています。平均在院日数は二〇〇七年度で八・八日。病床数は百六十二床で紹介率が80%以上、逆紹介率は50%以上になります。

 地域医療支援病院としては、百を超える地域の医療施設と連携し、患者さんへのケアの連続を保証しています。また、DPC(包括評価)対象病院であり、七対一の看護体制をとっています。

 二〇〇六年には院内を改装して、循環器センターを開設。急性期の心疾患にも対応できるようになりました。

 年間の救急搬入は約千五百件。救急部では救急専門医が待機し、ドクターカー=写真=を備えています。今春には、川崎医大病院と連携し、新見地区から心臓疾患の患者さんを搬送する―ことを想定したドクターヘリコプターによる訓練をしました。研修医教育では、こうした救急医療を学ぶことができます。急性期に対応しながら地域医療に貢献し、教育にも力を入れています。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年10月21日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ