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心臓病女児救って 倉敷駅前で募金活動 両親ら支援訴え

小比賀姫那ちゃんの心臓移植を実現するため、募金を呼び掛ける(左から)母の美幸さん、父の裕也さん

 重い心臓病と闘う倉敷市の小比賀姫那(おびかきな)ちゃん(1)を助けるため、両親と、友人らでつくる「救う会」(大倉雄一郎代表)が26日、JR倉敷駅前で募金活動をスタートした。米国での心臓移植実現を目指し、「幼い命を救ってほしい」と支援を訴えた。

 両親の会社員裕也さん(24)、美幸さん(23)をはじめ、会員ら約30人がちらし4千枚を配布。「頑張って」と貯金箱を渡す男児らもおり、両親は「善意の素晴らしさを感じる。一日も早く娘の笑顔を取り戻したい」と話していた。

 目標金額は手術、渡航費などを含め1億5千万円。県内外のスーパー900カ所に募金箱を設置するほか、倉敷駅前で毎日午後に募金活動を行う予定。「ゆうちょ銀行 記号15460、番号8221751、口座名・きなちゃんを救う会」など、振り込みでも受け付ける。

 街頭募金の日程は同会ホームページ(http://kina.kids.coocan.jp)。問い合わせは同会事務局(086―428―3330)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年05月27日 更新)

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