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緩和ケアチーム始動 岡山市立市民病院 がん患者を支援

 岡山市立市民病院(北区天瀬)は、主にがん患者の身体、精神的苦痛を和らげるための「緩和ケアチーム」を発足し、活動を始めている。患者の状況に合わせた鎮痛薬の選定などで主治医をサポートしたり、患者や家族の相談相手となる。

 チームは麻酔科医、外科医、看護師長、緩和ケア認定看護師の4人が中心となり、5月に結成。各科医師、各病棟の看護師らサポート役を含めると約20人が本来の持ち場を兼務しながら活動する。

 がん患者への鎮痛薬が十分効かないときなどに、主治医から相談を受けたチームが代用薬の選定や分量をアドバイス。患者やその家族が不安やうつ状態など精神的課題に直面したときには、精神科や臨床心理士と連携して相談に応じたり、適切な薬を提供する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年08月17日 更新)

タグ: がん医療・話題

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