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子宮頸がんワクチンなど 来月から接種無料化 岡山市が3種類

 岡山市は1月から、子宮頸(けい)がん予防、インフルエンザ菌b型(ヒブ)、小児用肺炎球菌の3種類のワクチン接種費用の無料化を始める。

 3回接種の子宮頸がん予防ワクチンは、中学1年~高校1年の女子が対象。本年度中に1、2回接種した高校1年生は来年度に残りを受けられる。

 乳幼児の細菌性髄膜炎の原因となるヒブのワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンはいずれも生後2カ月~5歳未満が対象で、標準的な接種回数は4回。

 無料接種できるのは、市と契約した子宮頸がん約240カ所、ヒブ、小児用肺炎球菌各約150カ所の医療機関。予防接種手帳や生年月日を確認できる物を持参する。医療機関は市のホームページで公表している。

 3種類のワクチンは任意接種のため、これまで原則自己負担。子宮頸がんが1回1万5千円程度、ヒブが同約8千円、小児用肺炎球菌が同約1万円必要とされていた。

 無料化の実施は来年度末まで。市は子宮頸がん約1万1千人、他の2ワクチン各約2万9千人の接種を見込んでいる。問い合わせは市保健所保健課(086―803―1262)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年12月28日 更新)

タグ: がん健康医療・話題

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