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子宮頸がんなど ワクチン3種 接種無料化開始 岡山市内の病院予約低調

 子宮頸(けい)がん予防ワクチンなどの接種費用の無料化が4日、岡山市内の多くの医療機関で始まった。初日は市内の主要病院では、接種の予約が入っていない所が目立った。

 3回接種の子宮頸がん予防ワクチンは中学1年~高校1年の女子が対象。無料化は、乳幼児の細菌性髄膜炎の原因となるインフルエンザ菌b型(ヒブ)、小児用肺炎球菌の各ワクチンでも始まり、いずれも生後2カ月~5歳未満が対象。

 無料接種できるのは、市と契約した子宮頸がん約240カ所、ヒブ約160カ所、小児用肺炎球菌約150カ所の医療機関で、市のホームページで公表している。

 無料化の実施は来年度末まで。4日午前の時点では、市民病院(北区天瀬)は3種類とも予約はなく、他も予約の少ない病院が目立っている。市保健所保健課は「他の予防接種との兼ね合いもあり、かかりつけ医と相談しながら、計画的に早めに接種してほしい」と呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年01月05日 更新)

タグ: がん健康子供医療・話題

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