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備中地域メディカルコントロール協が発足 救急医療連携強化へ

 備中地域の医療機関と消防組織が連携し、救急医療体制の強化を図る「備中地区メディカルコントロール協議会」が31日までに発足した。

 これまで6消防局・消防本部ごとに同様の協議会があったが、備中地域で唯一の救命救急センターを持つ川崎医科大付属病院(倉敷市松島)を核に一層の連携強化を目指す。

 設立総会が26日に倉敷市消防局(同市白楽町)であり、高梁医師会、高梁、新見両市消防本部などから20人が出席。会長に鈴木幸一郎・川崎医科大付属病院救急科部長、副会長に片山龍三・倉敷市消防局長を選んだ。

 2011年度事業として、気管挿管や薬剤投与を行える認定救急救命士の病院実習などを決めた。

 鈴木会長は「備中地域はエリアが広く、病院に到着するまでの救護体制が重要。問題点の抽出と解決に向け努力したい」と述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年06月01日 更新)

タグ: 医療・話題

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