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備前病院10月から救急体制強化 常勤勤務医2人赴任で

 備前市の西岡憲康市長は16日、建て替えを進めている市立備前病院(同市伊部)に常勤の外科医が10月1日から2人赴任することに伴い、同病院での救急医療体制の強化が図れるとの考えを示した。

 西岡市長は9月定例市議会一般質問で、2人のうち1人は専門の消化器外科に加えて麻酔科も対象領域とすることなどを紹介し、「総合診療医といえるのではないか。外科のみならず、救急医療の面でも大いに貢献していただけると期待している」と述べた。

 同病院への救急車の受け入れ件数は2010年度が427件で、2年連続で増加している。一方、外科手術は06年度が81件、07年度は43件に減少。08年度以降は行っていないが、西岡市長は「順次増えていくものと思われる」との期待感をにじませた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年09月17日 更新)

タグ: 医療・話題

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