本紙連載「安心のゆくえ」に優秀賞 ファイザー医学記事賞
優れた医学・医療記事を表彰する第30回ファイザー医学記事賞が26日発表され、山陽新聞社が昨年1〜6月に連載した「安心のゆくえ 地域発医療再考」が優秀賞を受賞した。
製薬会社のファイザー(東京)が、建設的な問題提起があり啓発性の高い記事を毎年表彰。今回は昨年4月〜今年3月に全国の新聞に掲載された103点から28点が最終審査の対象となり、高久史麿自治医大学長、エッセイストの岸本葉子さんら4人の審査委員が選考。大賞に朝日新聞社の連載「ニッポン人・脈・記」の「がん その先へ」「Dr.コトーを探して」、優秀賞に5点を選んだ。
「安心のゆくえ」は1面、社会面に7部59回連載。納得できる治療を求め医療機関を転々とする「がん難民」やがん終末期の緩和ケア、破綻寸前の救急医療、医師不足に悩む過疎地、公立病院の経営難などの問題を地域で丹念に掘り起こし、われわれが安心を託す医療の行方を探った。
山陽新聞社の受賞は前身のアップジョン医学記事賞時代の第9、13回に続き3回目。
表彰式が26日夜、東京都内のホテルであり、ファイザーの豊沢泰人・コーポレート・アフェアーズ統括部長が藤原論説委員らに表彰状や記念品などを贈呈。高久学長らが「医師養成の難しさなど地域医療の問題を的確に伝えており、啓発性が強い。住民の命を守ることについて医療人がどうするべきなのかを考えさせられる」などと講評した。
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「安心のゆくえ 地域発医療再考」は
山陽新聞社のホームページ
「岡山医療ガイド」でご覧になれます。
アドレスは
http://iryo.sanyo.oni.co.jp/rensai/d/c2010031716070345
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※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
製薬会社のファイザー(東京)が、建設的な問題提起があり啓発性の高い記事を毎年表彰。今回は昨年4月〜今年3月に全国の新聞に掲載された103点から28点が最終審査の対象となり、高久史麿自治医大学長、エッセイストの岸本葉子さんら4人の審査委員が選考。大賞に朝日新聞社の連載「ニッポン人・脈・記」の「がん その先へ」「Dr.コトーを探して」、優秀賞に5点を選んだ。
「安心のゆくえ」は1面、社会面に7部59回連載。納得できる治療を求め医療機関を転々とする「がん難民」やがん終末期の緩和ケア、破綻寸前の救急医療、医師不足に悩む過疎地、公立病院の経営難などの問題を地域で丹念に掘り起こし、われわれが安心を託す医療の行方を探った。
山陽新聞社の受賞は前身のアップジョン医学記事賞時代の第9、13回に続き3回目。
表彰式が26日夜、東京都内のホテルであり、ファイザーの豊沢泰人・コーポレート・アフェアーズ統括部長が藤原論説委員らに表彰状や記念品などを贈呈。高久学長らが「医師養成の難しさなど地域医療の問題を的確に伝えており、啓発性が強い。住民の命を守ることについて医療人がどうするべきなのかを考えさせられる」などと講評した。
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「安心のゆくえ 地域発医療再考」は
山陽新聞社のホームページ
「岡山医療ガイド」でご覧になれます。
アドレスは
http://iryo.sanyo.oni.co.jp/rensai/d/c2010031716070345
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(2011年09月27日 更新)
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医療・話題