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アレルギー対策考える 岡山で講座 専門医がアドバイス

アレルギー疾患対策が紹介された県民講座

 花粉症などアレルギー疾患への対策を考える県民講座(岡山アレルギー疾患講演会主催、山陽新聞社など後援)が十九日、岡山市奉還町の岡山国際交流センターで開かれ、専門医の話に約百三十人が耳を傾けた。

 鳥取大医学部の竹内裕美助教授はスギ花粉症を取り上げ、「大量飛散した昨年より今年は花粉が少ない」と予測。くしゃみ・鼻づまりを抑える薬やレーザー治療を説明し「ヨーグルト、ハーブにも予防効果があるようだ」と指摘した。

 南岡山医療センターの春摘誠医師は食物アレルギーに触れ「症状があれば、卵などアレルギー原因物質の有無を確かめて食品購入を」と呼び掛けた。岡山大病院の谷本安医師は「ぜんそく悪化を防ぐには室内の丁寧な清掃も大切」と話した。

 参加者はメモを取りながら熱心に聞き、講演後は医師から個別に治療上のアドバイスを受けていた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年02月20日 更新)

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