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タッチパネル方式で問診 岡山県赤十字血液センター 新型装置導入へ

県赤十字血液センターが導入するタッチパネル方式の問診装置

 岡山県赤十字血液センター(岡山市いずみ町)は、タッチパネル方式で献血者を問診する装置を十日から導入する。従来の手書き問診票で懸念されていた記入漏れが防げるほか、見やすい画面でスムーズな手続きができるようになるという。

 装置は、A4の大きさの画面。「健康状態はよいですか」「海外渡航歴はありますか」などの質問と答えの選択肢が映し出され、献血者は画面に指で触れて回答する。

 これまで献血者の記載漏れがあった場合、問診票を差し戻したり聞き直すなどしていたが、新方式では一つの質問に答えないと次の画面に進まないため、質問の見落としや答え忘れが防げる。

 弱視などでパネルが見えにくい人にも配慮し、画面上の文字を大きくする機能も備えている。

 装置は全国一斉に導入され、岡山では同センターと献血ルーム「ももたろう」(同市表町)に二台ずつ設置。操作方法を説明するため、当分の間、案内係を置く。同センターは「簡単で正確な問診が献血者増にもつながれば」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年03月08日 更新)

タグ: 健康医療・話題

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