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変形性股関節症のNPO岡山支部発足

NPO法人「のぞみ会」岡山支部の設立総会

 変形性股(こ)関節症の患者でつくるNPO法人「のぞみ会」(本部・東京)岡山支部の設立総会が二日、倉敷市笹沖のくらしき健康福祉プラザで開かれた。

 県内の患者ら約二百三十人が参加。同会の吉田和子理事長が「会設立二十周年の年に新たな支部が発足することはとても喜ばしい。活動を通して病気に対する知識を深めてほしい」とあいさつした。

 支部役員には藤井典子支部長=同市南畝=らを選出。藤井支部長は「有意義な情報を発信し、同じ悩みを持つ患者が交流し、情報交換できる場にしたい」と述べた。

 記念講演会では、岡山大病院の三谷茂講師(整形外科)が病気の症状や段階に応じたトレーニング、治療方法について指導した。

 同支部は全国十三番目の設立で、本年度は患者間の情報交換を目的に交流会や講座、機関紙の発行を行う予定。問い合わせは藤井支部長(086―455―8421)か山住千加子さん(086―466―2530)。

 変形性股関節症は、股関節の形態異常により軟骨がすり減って起きる症状。加齢などで進行し、痛みや歩行困難を招く。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年04月03日 更新)

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