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1型糖尿病の子どもらキャンプで交流

入所式で鈴木会長のあいさつを聞く参加者

 小児に発症が多い1型糖尿病の子どもたちのサマーキャンプ(岡山小児糖尿病協会主催)が4日、備前市閑谷の県青少年教育センター閑谷学校を拠点に始まった。4泊5日の日程で、自己管理の方法を学ぶほか、レクリエーションを通じて交流を深める。

 県内や福山市の高校2年までの患者19人のほか、医療スタッフや学生ボランティアら約120人が参加。同学校での入所式で鈴木正博会長(46)=福山市=が「けががないように楽しもう」とあいさつした。

 1型糖尿病は膵臓(すいぞう)の細胞が壊れ、血糖値を調節するインスリンが分泌されなくなる。子どもたちはキャンプでインスリン注射、食事の管理方法などを学習。釣り堀体験やキャンプファイアを楽しむ。エアロビックの世界大会ユース部門で優勝経験がある患者の大村詠一さんも駆け付け、演技を披露する予定。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年08月05日 更新)

タグ: 糖尿病

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