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夜間の小児救急医療相談 体制を強化 1日から電話2回線

 岡山県は、夜間に対応している小児救急医療相談の電話がつながりにくくなっていることから、これまでの1回線を1日から2回線に増やし、体制の強化を図る。

 同相談は、全国共通の短縮番号「#8000」で受け付け、各都道府県の相談窓口に転送される仕組み。県内分は委託を受けた県医師会が対応しており、9月からは平日と土曜は看護師2人、日曜と祝日は小児科医2人が担当する。

 相談時間は平日が午後7時~11時、土日祝日が午後6時~11時。事業が始まった2004年度は1日当たりの相談件数が5・8件だったが、制度の周知に伴って12年度は21・1件に増えている。相談者のうち、約半数は2回以上電話をしないとつながらない状態という。

 県医療推進課は「体制を強化することで、丁寧に相談に応じ、利用者の安心につなげたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年09月01日 更新)

タグ: 子供医療・話題

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