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脊椎骨折用手術台がチャレンジ賞 メディカルネット岡山

 医療機器製造の分野で優れた成果を上げた企業を表彰する本年度の「MEDTEC(メドテック)イノベーション大賞」(UBMキャノン・ジャパン主催)で、岡山県内の中小企業グループ・メディカルネット岡山の脊椎骨折用手術台が、大賞に次ぐチャレンジ賞を受賞した。

 東京ビッグサイト(東京)で開かれた医療機器見本市「MEDTECジャパン」(9〜11日)で審査会があり、1次審査を通過した6社・団体から選ばれた。中小企業が連携して医療機器分野に参入したモデルケースと評価されたという。

 メディカルネット岡山は、医療機器の共同受注を目指す機械メーカーなど21社が加盟。大手メーカーからの受注で、脊椎骨折手術の際に患者の姿勢を調整する装置を開発した。

 谷本圭司副会長(コアテック開発室長)は「医療現場のニーズを踏まえて製品化できた。これからも新たな分野に挑戦していきたい」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年04月15日 更新)

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