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中高生にがん検診の大切さ啓発 岡山市が冊子作製

中高生向けの啓発冊子「知って欲しい『がん』のこと」

 岡山市は、がんの発生メカニズムや検診の大切さなどを中高生に伝える啓発冊子「知って欲しい『がん』のこと」を作った。

 2011年4月施行の市がん対策推進条例に基づく啓発活動の一つ。A5判カラー、17ページ。がんの治療方法や検診の対象年齢、患者の体験談や闘病を支える家族の思いなどを紹介し、定期的な検診による早期発見の大切さを訴えている。

 3千部を作製。希望する市内の中学、高校に配るほか、市が専門医や患者組織と連携して中学校などで行う出前授業の教材として活用する。

 市保健管理課は「生徒たちに正しい知識を伝え、がんについて考えるきっかけを提供したい。子どもが家族に検診を勧めるといった効果もあれば」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年05月24日 更新)

タグ: がん健康医療・話題

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