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岡山県医師会館を起工 来年4月業務開始

工事の安全を祈る神事でくわ入れする石川会長

 岡山県医師会は9日、老朽化に伴い、新築する医師会館の起工式を岡山市北区駅元町の建設地で行った。事務局のほか、県民向け講演会などで使うホールを備え、2016年4月の業務開始を目指す。

 式には関係者約30人が出席。工事の安全を祈る神事を行い、石川紘会長が「情報収集・発信と、医療福祉の拠点として、県民の期待に応えられる新会館にしたい」とあいさつした。

 岡山コンベンションセンター北側の土地約2千平方メートルに、鉄骨7階延べ約5400平方メートルのビルを建設。1階は57台分の駐車場、2、3階に約300席のホールを設け、2階には同センターとつなぐ歩道橋を整備する。4~7階は県医師会事務局や会議室のほか、県病院協会など8団体が入る。建設費は約21億円。

 現在入居する岡山衛生会館(同市中区古京町)は1971年の完成。県医師会や岡山市医師会、県精神保健福祉センターなど6団体が入り、約630席の三木記念ホールを備えているが、築40年以上が過ぎ、耐震基準も満たしていなかった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年01月09日 更新)

タグ: 福祉医療・話題

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