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医療費還付の特殊詐欺 岡山などで市職員かたる不審電話

 岡山県警は22日、市役所職員をかたり「医療費の還付金がある」と持ち掛けて現金を振り込ませようとする特殊詐欺とみられる電話が岡山、倉敷市で、20件相次いだと発表した。金を詐取される被害はなかった。

 岡山市北区の60代女性方には午前9時55分ごろ、「岡山市北区役所のタグチ」と名乗る男が「医療費の5年間の過払い金の返還が今日まで」「通知が届いていませんか」「社会保険事務所で手続きをします」などと電話してきた。女性は不審に思い警察へ通報した。

 午前9時ごろから午後5時ごろまでに岡山市は7件、倉敷市では13件、同様内容の電話があったといい、県警は「公共機関が電話で振り込み手続きを案内することはない。相手のペースに乗らず、いったん電話を切るなどして冷静な対応を」と呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年01月23日 更新)

タグ: 医療・話題

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