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献血カード導入 岡山県赤十字血液センター 手帳に代え交付

全国に先立ち、県赤十字血液センターが導入する献血カード

 岡山県赤十字血液センター(岡山市いずみ町)は二十七日から、従来の献血手帳に代えて献血データを記録できる「献血カード」を導入する。個人情報漏れを防ぐなどのメリットがあり、全国一斉導入(十月一日)に先立ち北海道、山梨県とともに交付を始める。

 クレジットカード大の磁気カードで、血液型や過去の献血回数、直近三回の献血年月日、献血方法といった履歴、次回献血可能日などを記録。献血のたびに最新情報に書き換えられる。

 個人情報は載せず、十けたの番号で管理。カード作成時に四けたの暗証番号を登録し、献血ごとに番号を申告する。

 献血手帳は住所、氏名、生年月日などが記載してあり、紛失時に個人情報が漏れる恐れがあった。カード化で、検査目的の献血を防ぎ、安全な血液の確保にもつながるという。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年08月26日 更新)

タグ: 医療・話題

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