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南岡山医療センター工事完了 3棟新築し記念式典

リニューアル工事が完了した南岡山医療センター

 国立病院機構南岡山医療センター(岡山県早島町早島)が2012年から進めていた病棟新築などのリニューアル工事が完了し21日、記念式典が行われた。

 老朽化した病棟などを取り壊し、一般病床と障害者や神経・筋疾患患者らの病床を集約した中央病棟(鉄筋コンクリート4階延べ約1万2千平方メートル、13年6月完成)▽診察室、リハビリテーション室、検査室がある外来管理棟(同3階延べ約8千平方メートル、14年12月完成)▽給食調理室などが入るサービス棟(鉄骨2階延べ約1600平方メートル、同3月完成)―の3棟を新築した。

 外来管理棟前に5月、150台分の駐車場を整備し一連の工事を終えた。総工費は約48億円。

 同棟で行われた式典には関係者ら約70人が出席し、宗田良院長が「医療の質をより高め、地域に開かれた病院にしていきたい」とあいさつした。

 南岡山医療センターは1938(昭和13)年、「傷痍(しょうい)軍人岡山療養所」として創設。内科、呼吸器内科、アレルギー科、外科など18診療科があり、病床は400床。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年06月22日 更新)

タグ: 医療・話題

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