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重度心身障害者医療費 自己負担の半額補助  美咲町が独自支援へ

 十月からの県の医療費公費負担制度改正で、重度心身障害者の医療費に原則一割(現行は無料)自己負担が求められるのを受けて、美咲町は同月から独自の支援策として、所得に応じて定められた自己負担額の二分の一を補助する。

 県によると、倉敷市、美作市、早島町が独自に負担軽減策を打ち出しているが、一律二分の一の補助は最も手厚い内容という。

 最も費用がかかる外来分と入院分を合わせた月額上限は県制度の「八万円余~六千円」から「四万五十円~三千円」に軽減。本人や家族からの申請を受けて支給するが、限度額に達しない場合の自己負担は一割のままとなる。

 対象者は約五百三十人で、町の負担額は約六百万円。実施期間は二〇〇八年度末までとし、その後はあらためて検討する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年09月30日 更新)

タグ: 福祉医療・話題

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