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糖尿病根絶願い青く染まる校舎 真庭・旧遷喬尋常小ライトアップ

暗闇で青く輝く旧遷喬尋常小学校

 国連が定める「世界糖尿病デー」(14日)を前に、建造物などを青く照らして糖尿病根絶を呼び掛ける「ブルーライトアップ」が真庭市鍋屋の国重要文化財・旧遷喬尋常小学校で始まった。16日まで。

 11日にスタートし、既設の照明灯4基を青いフィルムで覆い、毎日午後6時~10時に点灯。白壁の木造校舎はブルーに染まって闇夜に浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出している。

 尋常小のライトアップは2010年、真庭保健所などが開始。真庭地域では40歳以上の4人に1人が糖尿病の疑いがあるとされており、同保健所は「糖尿病の治療を積極的にしたり、予防に努めたりするきっかけになれば」としている。

 世界糖尿病デーは、血糖値を下げるインスリンを発見したカナダのフレデリック医師の誕生日にちなんで制定。ライトアップは当日や前後に国内外で実施され、岡山県内では14日に津山城跡(津山市山下、鶴山公園)の備中櫓(やぐら)や岡山城(岡山市)などで行われる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年11月12日 更新)

タグ: 糖尿病

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