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健康づくり推進へ5団体包括協定 協会けんぽ支部と県医師会など

協定書に署名する各団体の代表

 中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)岡山支部と、岡山県医師会など医療関係の県内5団体は17日、県民の健康づくりを推進する包括連携協定を結んだ。生活習慣病の予防や健診の受診促進などに共同で取り組む。

 5団体は県医師会のほか、県歯科医師会、県薬剤師会、県看護協会、県栄養士会。協会けんぽの支部と医療関係5団体が足並みをそろえて協定を結ぶのは全国初という。

 協定は、生活習慣病を予防する特定健診やがん・歯科検診の受診率向上、かかりつけの医師や薬剤師の普及、食生活の改善などに連携して取り組むことを明記。健康セミナーやイベントの共催などを想定している。

 岡山衛生会館(岡山市中区古京町)で、各団体の代表が協定書に署名した。協会けんぽ岡山支部の岡田一成支部長は「取り組みを進め、県民の健康寿命の延伸、生活の質向上を図る。増え続ける社会保障費の抑制にもつなげたい」と述べた。

 協会けんぽの県内の加入者は約70万人で県民の37%を占める。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年11月17日 更新)

タグ: 健康医療・話題

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