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東京で岡山の医療機器を展示紹介 県内産学官の連携組織が初

技術や製品をPRする医療機器開発プロモートおかやまのブース

 国内最大の医療機器展示会「MEDTEC(メドテック)ジャパン」が22日、東京・有明の東京ビッグサイトで始まった。3月に設立した岡山県内の産学官による連携組織「医療機器開発プロモートおかやま」が初出展し、会員企業の技術や製品をPRした。24日まで。

 同組織の知名度向上や医療機器メーカーとのマッチングを狙いに7社・団体が参加。精密な加工技術を生かした手術器具やチタンを使った義歯、人工筋肉で握力を補助する手袋などを並べた。来場者は実際に手に取ったり、熱心に質問したりしていた。

 松葉づえなどに活用できる滑りにくいゴムシートを紹介した日進ゴム(岡山市北区今)の担当者は「医療分野は販路を探すのが難しく、持っている技術をアピールできるのは大きい。大手メーカーからサンプルがほしいという話もあった」と話していた。

 同展示会は2009年から毎年行われており、今回は国内外の530社・団体が出展。3日間で約3万5千人の来場者を見込んでいる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年11月25日 更新)

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