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井原市内医療機関で肺がん検診を 市長方針、医師会と委託契約へ

 12月定例井原市議会は11日、本会議を続行し、4氏が一般質問した。市は肺がんの早期発見に向け、2016年度から井原医師会と委託契約を結び、2人以上の医師が勤務する市内医療機関で検診を行ってもらう方針を示した。

 がん検診の受診率向上策を聞かれた。滝本豊文市長は「井原市でもがんは死亡原因の第1位だが、なかなか向上につながらない」と説明。特に受診率が下がっている肺がんについて「井原医師会の協力で、医療機関での実施を予定している」と述べた。

 市健康医療課によると、胃がん、大腸がん検診などは、既に市内の医療機関で行っている。ただ、肺がんは医師2人がエックス線検査を診断する「二重読影」が基本のため、これまで医師が複数いる市集団検診でしか受けられなかった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年12月11日 更新)

タグ: がん肺・気管

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