乳幼児医療費の無料対象 小３まで拡大へ 井原市方針
井原市は二十七日、子育て支援策として来年四月から乳幼児医療費無料の対象年齢を、現在の「就学前」から「小学三年生まで」に引き上げる方針を明らかにした。四日開会の十二月定例市議会に条例改正案を提案する。
引き上げに伴い、対象は現在の小学二年生までとなり、新たに加わる三学年（現六～八歳児）の総数は約千二百人。同市が本年度当初予算に計上した乳幼児医療費の年間給付額は八千三百七十万円（県補助含む）で、来年度からは約三千万円の負担増を見込む。所得制限は従来通り設けない。
県内では、美作市などの「中学三年まで」を最高に、小規模自治体を中心に対象年齢は拡大傾向にある。井笠地域は、浅口市が「十歳未満」、里庄町が「七歳未満」、笠岡市と矢掛町は「就学前」となっている。
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引き上げに伴い、対象は現在の小学二年生までとなり、新たに加わる三学年（現六～八歳児）の総数は約千二百人。同市が本年度当初予算に計上した乳幼児医療費の年間給付額は八千三百七十万円（県補助含む）で、来年度からは約三千万円の負担増を見込む。所得制限は従来通り設けない。
県内では、美作市などの「中学三年まで」を最高に、小規模自治体を中心に対象年齢は拡大傾向にある。井笠地域は、浅口市が「十歳未満」、里庄町が「七歳未満」、笠岡市と矢掛町は「就学前」となっている。
（2006年11月28日 更新）
