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保冷剤付き介護エプロン 夏場でも涼しく作業 ユニバーサルテクノロジーズ 白龍堂と共同開発

ユニバーサルテクノロジーズが白龍堂と共同で開発した保冷剤付きの介護作業用エプロン

 福祉用具開発・販売のユニバーサルテクノロジーズ(岡山市芳賀)は、保冷剤付きの介護作業用エプロンを、ユニホーム製造・レンタルの白龍堂(同市中仙道)と共同で開発、販売を始めた。夏場でも涼しさを感じながら介助作業ができる。

 裏地の首筋と脇の下部分の計三カ所に保冷剤を装着。二五度程度以上になると溶け始めて熱を吸収し、一回あたり一時間程度効果が持続する。

 エプロンの素材は防水性と透湿性のあるナイロン製。保冷剤を付けたときの重さは五百九十グラム。色は薄いグレーとオレンジ。ウエストを細く絞って色違いのベルトを付けるなど、ファッション性も高めた。価格は一万二千八百円。初年度の販売目標は五千万円。

 ユニバーサルテクノロジーズは二〇〇五年、入浴介助者用に同様の機能を持つ衣料を考案。利用者からエプロンタイプの要望があり、ユニホーム製造にノウハウのある白龍堂と共同で開発した。ユニバーサルテクノロジーズの河原昭二社長は「介護や看護の現場で気軽に着てほしい」と話している。

 同社は〇五年四月に設立のベンチャー企業。資本金三百万円。従業員五人。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年12月14日 更新)

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