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岡山・野殿 来春にも医療モール 内科、歯科など6医院入居 周辺に大型商業施設が集積

医療モール建設予定地(地図)

 複数の診療科目を一カ所に集めた「医療モール」が二〇〇八年春にも、岡山市野殿地区にオープンする。内科や歯科など六つの医院がテナント入居する予定で、郊外立地型の医療モールは県内では珍しいという。

 計画では、約三千三百平方メートルの借地に鉄骨二階延べ千三百平方メートルを新築する。建物内は二百~二百六十平方メートルの六つの部屋を設ける予定で、既に内科、皮膚科、婦人科、歯科の入居が決定。眼科などを募集している。

 駐車場は約八十台分。建設費は約三億円で、八月にも着工。別棟で調剤薬局も設ける。建築設計のU・D・D設計(同市泉田)が中心になって進めている。

 医療モールは医師にとっても開業費が抑えられるメリットがあり、都市部を中心に増えている。県内では再開発ビル「ドレミの街」(同市駅前町)が昨年三月から六階フロアで進め、歯科や心療内科が入居している。

 野殿地区周辺は大黒天物産(倉敷市)が昨年九月にディスカウントスーパーをオープン。天満屋ストア(岡山市)、リックコーポレーション(同)も出店予定と商業施設の集積が進んでおり、U・D・D設計は「買い物途中の女性らの来院が見込める」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2007年02月07日 更新)

タグ: 医療・話題

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