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岡山県と県歯科医師会が協定締結 災害時の応急処置を円滑に

協定書を手にする伊原木知事(右)と酒井会長

 大地震など大規模災害が発生した場合に備え、岡山県と県歯科医師会は4日、歯科の応急処置を円滑に行うための医療救護活動に関する協定を結んだ。

 協定では、災害時に同医師会が派遣する歯科医療救護班の活動計画策定をはじめ、避難所と救護所で応急処置や簡単な歯科治療を行うことなどを定めている。

 県庁で調印式があり、伊原木隆太知事と酒井昭則会長が協定書に署名。伊原木知事は「災害を逃れた人たちが、口腔(こうくう)の病気を原因に体調を崩すことがないように万全を期したい」、酒井会長は「職能を生かして県民を守る。そのための準備に組織を挙げて取り組みたい」と話した。今後、具体的な活動内容を県と同医師会で詰める。

 県歯科医師会は歯科医師1083人が登録。医療福祉分野で県は同医師会以外に、県医師会や県薬剤師会など14団体と同様の協定を結んでいる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年08月04日 更新)

タグ: 医療・話題

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