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マンモグラフィー検診用 トンボがケープ開発

トンボが開発したマンモグラフィー受診用のケープ

 学生服など製造のトンボ(岡山市厚生町)は、女性の乳がんの早期発見に有効とされるマンモグラフィー(乳房エックス線撮影)の検診時に着用するケープを開発した。十月から発売する。

 マンモグラフィーは、乳房を片方ずつ透明な板で挟み、平らにして撮影する。ケープは、前が左右に開き、すそに取り付けたボタンを背中に回して留めると検査する側の乳房だけを出すことができ、着たままで受診できる。

 色はピンクでM、Lの二サイズ。同社の美咲工場(岡山県美咲町)で製造。三千九百九十円。三年後に年間五万着の販売を見込んでいる。

 同社は人間ドックなどの検診時の着衣を手掛けており、「上半身が裸で受診することに抵抗感がある女性が少なくないため商品化した」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2007年08月09日 更新)

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