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医療現場の働き方改革考えよう 岡山で医師ら研修会、知識深める

医療現場の働き方改革に向け、医師らが学んだ研修会

 岡山県医療勤務環境改善支援センター(岡山市北区駅元町)による研修会が29日、同市内であり、長時間労働の常態化などが懸念される医療現場の働き方改革に向け、医師や看護師ら約30人が知識を深めた。

 県医療推進課の則安俊昭課長が基調講演し、超高齢社会の中で医療介護サービスの提供体制の効率化と質の維持・向上が求められ、現場の負担が増していると指摘。「事務補助者の導入やハラスメント対策など勤務環境の改善が優秀な人材の確保、定着を可能にし、医業収益の確保につながる」と述べた。

 看護師による働き方改革の実践例の報告、社会保険労務士によるメンタルヘルス対策の紹介などもあった。

 同支援センターは国の指針に基づき2014年度に県が設置。委託を受けた県医師会が運営している。年3回程度の研修会や訪問指導を通じ、医療機関への助言や啓発などに取り組んでいる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年01月29日 更新)

タグ: 医療・話題

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