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福山に医療モール開設 山下医科器械

 医療機器販売業で、東証一部上場の山下医科器械(福岡市)は、複数の診療所を集めた「医療モール」を福山市東手城町に開設する。進出希望の医師らを募集しており、来年十二月の開業を目指す。

 計画では、内科や整形外科などの六診療所を誘致。健康志向のレストラン、フィットネスクラブも併設する。すでに約九千七百平方メートルの借地を確保。建物の規模などは進出先と今後協議し、来年四月に着工する予定。投資額七億円を見込む。

 同社は一九五〇年設立。資本金四億九千四百万円。九州を営業エリアに医療機器・資材を販売しており、連結売上高は三百三十二億二千百万円(二〇〇七年五月期)。

 新規事業として四年前から医師の開業支援を行い、実績は約二百六十件。「中四国進出の足掛かりとして、人口規模に対し診療所数が少ない福山市での医療モール建設を決めた」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2007年10月18日 更新)

タグ: 医療・話題

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