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医療費 中学卒業まで無料化 奈義町が拡大

 奈義町は四月から、乳幼児・児童医療費の無料制度の対象を、現在の小学校卒業までから中学校卒業までに拡大。また、町立奈義保育園(同町豊沢)で一時保育を始める。十一日開会した三月定例町議会施政方針演説で、花房昭夫町長が明らかにした。

 町内に住所のある子どもが健康保険証で医療機関などにかかった場合が対象。二〇〇七年度は小学校卒業前までの七百十四人、計二千百万円の医療費を補助。〇八年度の対象は中学生百八十人を含む八百八十人で、年間約二千四百万円を見込んでいるという。

 奈義保育園での一時保育は一―三歳の乳幼児が対象。保育時間は午前八時半から午後六時まで。週三日(一カ月十二日)まで利用でき、保育料は一日千八百円。

 なぎチャイルドホーム(同町豊沢)で、ボランティアが一時間三百円で小学校低学年までを保育する一時預かりのサービスは継続する。

 花房町長は「医療費の無料化拡大と一時保育の実施で、町の子育て支援策をより充実させたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年03月12日 更新)

タグ: 健康医療・話題

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