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非常時のヘリポート使用で協定 岡山東署と西大寺病院が締結

署名した協定書を手に握手する小林理事長(左)と小田署長

 岡山西大寺病院(岡山市東区金岡東町)と岡山東署は31日、大規模災害、事故など非常事態の発生時に同病院のヘリポートを使用する協定を結んだ。ヘリポート使用を巡る同様の協定締結は、2013年の倉敷中央病院と倉敷署に続き2例目。

 県警ヘリコプター・わしゅうでの負傷者の救護や物資の輸送、ヘリポートからの被害情報の収集など警察業務を迅速、効果的に行うことが目的。同病院で調印式があり、双方がサインした。病院を運営する社会医療法人盛全会の小林直哉理事長は「地域住民に、より一層の安心を届けられたら」、小田正人署長は「万全の態勢が取れるよう、訓練を含めて取り組んでいきたい」と述べた。

 岡山西大寺病院は岡山東署の南約800メートルに立地し、鉄骨7階の屋上にヘリポートを備える。3日に近くの西大寺緑花公園(同西大寺南)で行われる県の総合防災訓練では、わしゅうが同病院ヘリポートでの離着陸を予定している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年08月31日 更新)

タグ: 医療・話題

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