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津山東高生が看護師へ決意新たに 看護科2年生35人戴帽式

誓いの言葉で決意を述べる生徒

 津山東高(津山市林田)で5日、初めての本格的な病院実習を控えた看護科2年生35人の戴帽式が行われた。純白のナースキャップを授かる神聖な儀式を終えた生徒たちは、愛の精神と看護への情熱を意味するろうそくを手に、看護師になる決意を新たにした。

 ナイチンゲール像のろうそくだけが照らす、厳かな雰囲気の教室で生徒たちは順番に白石恵子看護科長の前にひざまずいてキャップをかぶせてもらい、全員で壇上に整列。誓いの言葉として、看護師の心得を説いた「ナイチンゲール誓詞」を全員で唱和し、気持ちを高めた。

 桑元秀明校長は「実習を通じて確かな知識と技術を身につけ、自分で考える力を備えることを期待します」と激励。生徒を代表して日下(くさか)愛理さん(17)が「看護への期待と責任の重さを痛感しています。患者やその家族の心に誠実に寄り添うことのできる看護師を目指したいと思います」と謝辞を述べた。

 実習は11月6~24日、市内4病院で行われる。男子生徒(16)は「実習に向けて一層気が引き締まった。患者の方とのコミュニケーションの取り方などを学びたい」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年10月05日 更新)

タグ: 医療・話題

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