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倉敷紀念、第一病院の統合を記念 式典で「地域完結型医療を推進」

記念式典であいさつする小出理事長

 倉敷紀念病院(倉敷市中島)と倉敷第一病院(同市老松町)の事業統合を記念した式典が4日、第一病院で開かれた。

 同市内の病院関係者ら約70人が出席。両病院を運営する医療法人誠和会の小出尚志理事長が「誰もが住み慣れた土地に長く住み続けられるよう、医療を通じて地域貢献していきたい」とあいさつした。

 岡山県病院協会の難波義夫会長らの祝辞の後、小出理事長が今後のビジョンを説明。地域包括ケアサービスの質向上や予防医療の拡充、IT機器の共有化などに取り組み、地域全体で急性期から在宅まで切れ目ない医療を提供する「地域完結型医療」を推進する考えを示した。

 両病院は9月1日、第一病院を経営していた医療法人淳風会が、紀念病院を経営する誠和会に経営権を譲渡して事業統合した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年10月06日 更新)

タグ: 医療・話題

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