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尾道・瀬戸田病院が外科休診 2次救急も撤回

 尾道市瀬戸田町中野の県立瀬戸田病院は今月から、外科を休診した。外科医の前病院長が三月末で退職し、後任を確保できていないため。常勤医も四人から三人になり、二十四時間体制の二次救急病院の告示も撤回した。

 外科の休診で内科、産婦人科、眼科、リハビリテーション科の四診療科になった。休診に伴い、内科医で対応可能な外科的処置は行い、対応できない場合は専門医を紹介する。

 救急業務については、夜間などの救急患者受け入れは困難だが、休日昼間の当番医制は継続する。

 また、同病院は県が、十九床以下の有床診療所に縮小する方針を決めており、今月から病床運用を見直し。五十床を二十床とした。

 変更は一日に実施。病院内に告知し、文書を瀬戸田地区の住民に配布した。県県立病院課は「外科を開設できるよう、外科医の確保に努めたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年04月15日 更新)

タグ: 医療・話題

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