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歯科衛生士の専門学校を来春新設 本山学園 岡山大と連携

 学校法人本山学園(岡山市)は歯科衛生士を養成する「インターナショナル岡山歯科衛生専門学校」を来春、同市内に新設する。卒業後、岡山大歯学部の講義を受講して学士を取得できる「学士取得コース」を設け、より豊富な医療知識を持った歯科衛生士の育成を目指す。

 本山学園が運営している西日本調理製菓専門学校(同市大供)と同じ建物(13階)の11、12階に開設。3年制で1学年の定員48人。校長は永井教之・岡山大名誉教授が務める。

 学士取得コースでは3年間の課程修了後、岡山大歯学部で予防歯科や感染症などの専門講義が受講できる。規定の単位を取得し、独立行政法人大学評価学位授与機構(東京)に認められれば、口腔(こうくう)保健衛生学の学士が授与される。

 結婚や出産などを機に離職した人の復職支援のため、2010年度以降は短期間講座も実施。基礎知識・技術の復習だけでなく、在宅歯科医療や医療情報管理についても新たに学ぶ。

 永井校長は「より高度な技術や知識を持った人材を輩出することで、県内の歯科医療の質を向上させたい」と話している。

 願書は来年2月末まで受け付ける。問い合わせはインターナショナル岡山歯科衛生専門学校(086―212―0155)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年10月05日 更新)

タグ: 医療・話題

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