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薬局91店舗が在宅介護に対応 岡山市が認定証を授与

大森市長(手前)から認定証を受け取る加藤副会長

 岡山市は、薬剤師が患者の自宅に出向いて服薬の管理指導に積極的に取り組んでいる市内の薬局91店舗を「在宅介護対応薬局」に認定した。

 市は、在宅医療・介護の広がりを踏まえ、高齢者らの薬の飲み忘れや重複した服用を防ぐため、相談や訪問に気軽に応じる薬局を認定する事業を2013年度に開始。毎年度末に更新と新規の店舗が認定され、今回の17年度分は更新79、新規12で、前年度から1店舗増えている。

 市内で3月28日夜に認定証授与式があり、大森雅夫市長が「高齢になって自宅で過ごしたいと望む人も多い。在宅医療や介護で薬剤師の役割は非常に大きい」と、市薬剤師会の加藤章則副会長に認定証を手渡した。加藤副会長は「心を一つに、これからも(活動の)質向上を図っていきたい」と述べた。

 認定は市指定の研修会に4回以上参加した薬剤師が所属していることなどが条件。認定を受けた薬局は、専用ステッカーを店舗に掲示できるほか、市のホームページなどで紹介される。

 訪問による服薬指導は、医療保険や介護保険で月4回まで利用できる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年04月04日 更新)

タグ: 介護高齢者医療・話題

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