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岡山大病院で肺移植200例目 40代女性へ 大藤教授執刀

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で29日夜から30日未明にかけ、間質性肺炎を患う40代女性への脳死肺移植手術が行われた。約3カ月で退院できる見込み。

 臓器移植医療センターの大藤剛宏教授が執刀。両肺を移植する手術は29日午後9時13分に始まり、7時間25分後に終わった。

 女性は呼吸機能が悪化して今年7月、日本臓器移植ネットワークに登録していた。同病院は1998年に国内初の生体部分肺移植に成功。今回の手術により、肺移植は200例(うち脳死107例)となった。

 移植ネットによると、ドナー(臓器提供者)は公立能登総合病院(石川県)で脳死と判定された30代男性。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年10月01日 更新)

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