文字 

第12回 心臓病センター榊原病院 大江透研究部長 専門高度な治療へ指導

大江透研究部長

「常に新しいことをする病院ですから、患者さんのためになる研究、医師教育に力を入れます」。三月末、岡山大循環器内科教授を退官。四月、榊原病院研究部長に就任。

 不整脈の診断、治療で知られる。二十代はアメリカに留学し米国医師免許、循環器専門医の資格を取得。当時最先端の心カテーテルアブレーション(心筋 焼灼 ( しょうしゃく ) 術)治療の腕を磨く。帰国後、国立循環器病センターで十八年間、不整脈の診断治療で活躍し、五十三歳で岡山大教授。

 「心臓病診断は症状、身体所見、血液検査、心電図、胸部レントゲン、これで七割は分かる。治療法は超音波検査と心カテーテルが大事」。専門高度な心臓治療へ指導が始まっている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年04月29日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ