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健康づくり財団にPCR検査装置 県医師会が寄付金活用し贈る

松山理事長(右)に目録を手渡す清水副会長

 岡山県医師会(岡山市北区駅元町)は14日、新型コロナウイルス感染症の検査態勢を強化してもらおうと、県健康づくり財団(同平田)にPCR検査装置を贈った。医療従事者の支援を目的とした岡山南ロータリークラブからの寄付金1千万円を活用して購入した。

 装置は1回に12人前後の検体を調べることができ、所要時間は約2時間。同財団は現在、同じタイプの装置を使い、県の委託を受けて行政検査を行っており、今回の寄贈で検査能力が倍増することとなる。

 県医師会の清水信義副会長が同財団を訪れ、「県内で感染の広がりを把握するために活用してほしい」と松山正春理事長に目録を手渡した。松山理事長は「感染の第2波が来ると検査需要が高まる。有効に活用したい」と述べ、清水副会長と、同席した岡山南ロータリークラブの伊沢正信前会長に感謝状を贈った。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年07月14日 更新)

タグ: 感染症

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