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岡山県 優先接種は18施設に配分 医療従事者ら対象 3月前半到着予定

岡山医療センターに設置されたワクチン保管用の超低温冷凍庫

 岡山県は1日、医療従事者らを対象にした新型コロナウイルスワクチンの優先接種に向け、国から供給されるワクチンの第1便について、新型コロナ患者を受け入れている医療機関を中心とした18施設に配分すると発表した。1万7550回分が今月前半に届く予定で、早ければ今週中にも接種が始まる。

 県によると、ワクチンは今月1日の週と8日の週の2回に分けて8775回分ずつ発送され、保管用の超低温冷凍庫を備える「基本型施設」の医療機関18施設に届く。そこからさらに「連携型施設」の医療機関の計27施設に送られ、合わせて45施設で接種が行われる見通し。

 県内で優先接種の対象者となる医療従事者は2月時点で8万1295人。今回の配分は1回目の接種分で、3月後半に2回目として同じ量が届く予定という。

 県はまた、4月にも始まる高齢者らへの接種に向け、同月中にワクチン2万1450回分が届く見通しとなったことも明らかにした。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年03月02日 更新)

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