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笠岡にワクチン保管用冷凍庫到着 供給拠点の市立市民病院

笠岡市立市民病院に設置されたディープフリーザー

 新型コロナウイルスワクチン接種に向け、笠岡市立市民病院(同市笠岡)に18日、ワクチン保管用の超低温冷凍庫「ディープフリーザー」1台が設置された。同病院は、実施中の先行接種後、3月中旬にスタートする一般の医療従事者向け接種の際のワクチン供給拠点に指定されている。

 冷凍庫は、国が各施設に配備を進めているもので、幅56センチ、奥行き65センチ、高さ89センチ。容積約70リットル。約1万回分のワクチンが保管可能という。

 同病院では、関係者のみ入室可能な部屋の一角に設置。同病院薬剤部の守本靖代さんは「しっかりと管理できるよう体制を整えていきたい」と話した。

 この日、同じく供給拠点となっている井原市民病院(井原市)と金光病院(浅口市)にもそれぞれ1台納入された。

 医療従事者への先行接種は、副反応の有無など安全性を調べるため17日に始まり、県内では18日、岡山労災病院(岡山市)でスタートした。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年02月19日 更新)

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