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岡山市 4カ国語で接種ちらし 英、中、韓、ベトナム語

岡山市役所

 2月定例岡山市議会は8日、個人質問を再開。松本好厚(自民党)、小川信幸(自民党政和会)、田尻祐二(公明党)、鬼木のぞみ(市民ネット)、江田厚志(自民党)の5氏が登壇した。

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 岡山市は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種で、外国人向けに4カ国語の案内ちらしを作成していることを示した。

 対応をただす質問に対し、福井貴弘保健福祉局長は、対象となる市内在住の外国人は97カ国約1万3千人に上ることを説明した上で「案内ちらしを多言化し、市ホームページなどで周知する。大学、外国人技能実習生の受け入れ仲介団体を通じて情報提供を行う」と答えた。

 市保健管理課によると、ちらしは英語、中国語、韓国語、ベトナム語で表記。接種までの流れや注意点をまとめている。希望者に個別に配ったり、ホームページに掲載したりする。

 集団接種会場には、多言語化した対応マニュアルの配布や翻訳機の導入も検討する。1日に開設したコールセンターは、スペイン語、ポルトガル語を加えた6カ国語で対応している。

 同課は「外国人コミュニティーや支援団体とも連携し、きめ細やかな対応をしていきたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年03月08日 更新)

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