文字 

井原市民病院で優先接種開始 18日までに医師ら200人

ワクチン接種を受ける井原市民病院のスタッフ

 井原市立井原市民病院(同市井原町)で12日、医師や看護師らを対象とした新型コロナウイルスワクチンの優先接種が始まった。18日までに同病院の約200人に対し1回目の接種を行う予定。

 院内に接種会場を設け実施。受け付けで検温した後、医師の問診を経て看護師が腕に注射、15~30分間経過を観察してアナフィラキシーなど副反応の有無を確認した。この日は40人が受けたが、異常を訴えた人はいなかった。

 接種を受けた看護師女性(41)は「院内での感染防止と家族を守るために接種を決めた。チクッとするがそれほど痛くなかった」と話した。

 同病院には10日、高梁市内の医療機関に送るワクチンを含め、製薬大手ファイザー製の975回分が到着。新たに届くワクチンを待ち、3週間後に2回目を順次接種する。

 同病院では市内医療従事者の接種分を一括管理。追加分が着き次第、近隣医療機関の医師らも市民病院で接種する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年03月12日 更新)

ページトップへ

ページトップへ